1.WeSatViewerの構成図
2.Wefax(アナログ)とLRIT(デジタル)について
  • WeSatViewerは運輸多目的衛星新1号(MTSAT-1R:ひまわり6号)が配信するLRIT(Low Rate Information Transmission)を受信するシステムです。従来システムのSDUS(Wefax受信システム)の後継システムです。
  • これまで運用されてきましたWefax信号については平成19(2007)年12月まで並行して配信されますが、それ以降は受信ができなくなります。したがって、ダウンコンバータ以降の機器、ソフトウェアの変更が必要になります。
    ※アンテナにつきましてはそのままお使いになれる場合とそうではない場合がありますので、当社までご相談ください。
3.WeSatViewerの仕様
1)パラボラアンテナ
形式 オフセット型パラボラアンテナ
アンテナ径 90cm
周波数 1691MHz
利得 20dBi(公称)
インピーダンス 50ω
重量 12Kg
2)ダウンコンバータ
最大受信入力レベル 希望波 -110.9dBm
入出力 50Ω N型コネクタ
利得 50dB±3dB
3)LRIT受信機
入力 50ω
変調方式 PCM/NRZ-M BPSK変調波(150Kbps)
標準入力レベル -65dBm
出力データ RS422
出力コネクタ D-sub 25pin
4)インターフェイスボード
形状 PCIボード
誤り訂正処理 畳込み符号(k=1/2,R=7)
リードソロモン符号(255,233)
4.WeSatViewerの主な機能
■拡大・縮小表示
10%刻みで0.1倍から20倍まで、任意の倍率で表示可能です。
■着色処理
通常モノクロの画像を任意の色に加工することで、雲の観測が容易になります。また、陸地部分の色を変えることで雲の位置がわかりやすくご覧いただけます。
■(動画)アニメーション表示
過去に受信して蓄積した画像を連続して表示することで、アニメーション表示できます。雲の流れ、方向の予測に便利です。
※画像はgifアニメーションです
■天気図重ね合わせ
当社の WeatherViewer(別売) を使用して取得できる天気図との重ね合わせができます。雲と等圧線や前線の関係がわかりやすく観測することができます。
※画像をクリックすると、実寸サイズでご覧いただけます。
(新しいウィンドウが開きます)
この他にも多彩な機能がございます。詳細につきましては当社までご連絡ください。
お問い合わせ・資料請求はこちらから>>
WeSatViewerの画像例(画像をクリックすると別窓で実寸表示されます)
東アジアポーラステレオ赤外1ch 東アジアポーラステレオ可視
東アジアポーラステレオ赤外3ch 東アジアポーラステレオ赤外4ch
日本域北東部可視 日本域南西部可視
全球赤外1ch 全球赤外3ch


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